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社員インタビュー
年商10億の劇場経営。
劇場支配人とは
劇場全体の総責任者として、集客や利益向上を目指す。人・モノ・金・情報をトータルに管理しながら、劇場運営全般の舵を取る任務は、まさしく経営者そのものだ。とくに、アルバイト・パートスタッフを中心とした100名もの従業員を統べる責任は重く、社員教育の実施や働きやすい職場づくりは、従業員満足を高め、仕事へのモチベーションをアップさせる重要な業務のひとつ。2,000人もの観客を収容する劇場内の安全管理を第一優先に、あらゆる事に責任を負い、冷静に、的確に対応する能力が求められる。
初日のお客様の表情から入りを予測。マーケティングの基本は現場にあり。  劇場の主な収入源は、言うまでもなくお客様の入場料です。上映作品によってその売上は大きく左右されますが、それがすべてではありません。実は上映する劇場にも、来場促進につながるノウハウと興行収入を伸ばす戦略があるのです。
 たとえば、上映作品とスクリーンの組み合わせ。劇場がもっとも混み合うのは週末ですが、私は必ず自分の目で混雑状況を確かめるようにしています。そうして、翌週の来場者数を予測し、最適な席数のスクリーンを割り当てていくのです。特に新作初日は重要です。客層の中心となるのはどのような人たちか?観終わって出てきたときの表情は?どんな話をしながらお帰りになっているか?初日に来られるお客様というのは、その作品を心待ちにしてくださっていた熱心なファン。このお客様たちの反応から、その後の作品の伸びを読み、上映スケジュールを組む。基本となる番組編成は本部から示されますが、お客様は劇場周辺に生活する方々ですから、地域性を加味した戦略に落とし込むのが重要なのです。劇場マーケティングの基本は現場にあり。5年間で千葉、神奈川、大阪、東京と、4つの現場を見てきた私の実感です。
ここでならチャレンジできる。独自サービスでの差別化戦略。  私がTOHOシネマズに入社したのは28歳のとき。大学卒業後は、CDやDVDなどのレンタル・販売をフランチャイズ展開する企業に就職し、スーパーバイザーとして新店舗の開発や運営指導を担当していました。重要なポジションを任されてはいたのですが、大きな組織の一部として動いているような物足りなさを感じ、転職を決意しました。転職して実感したのは、TOHOシネマズは決して小さな会社ではありませんが、劇場の運営については現場に任せる風土があり、どんなに小さな工夫やアイデアも自分たちの成果として返ってくるということ。以前とは比べものにならない大きなやりがいですし、まさしく私が求めていた環境でしたね。
 そんな環境で私が挑戦したいのが、新しい劇場サービスの開発。TOHOシネマズ西新井には近くに競合する劇場があり、同じ作品を上映することも少なくありません。集客アップのために接客・サービス面でどのように差別化を図るかが劇場経営の大きなテーマなのです。日々のサービス向上と同時に、適正な利益を上げるバランス感覚に磨きをかけ、収益も確実に高めていきたい。そのために、周りがあっと驚くようなTOHOシネマズ西新井独自の新サービスを仕掛けていきたい。TOHOシネマズの企業風土なら、思い切ってチャレンジできますからね。
「お客様の笑顔」を見送る瞬間。仕事の喜びと手ごたえを感じる。  私がもっともやりがいを感じる瞬間は、満足した笑顔で劇場を後にされるお客様を見送る時。初めて劇場の現場に立った時から、この気持ちは変わりません。転職先を選ぶポイントとして収入アップは大切な条件だと思いますが、私の場合、正直言って前職と比較し格段に収入が上がったということはありません。けれど、お金より何より、この「お客様の笑顔」を得ることができ、転職して良かったと心から思っています。
 もうひとつ、私が「お客様の笑顔」から感じるのは、ビジネスの手ごたえです。年商10億の劇場経営には、綿密に計画された戦略が必要なのは言うまでもありません。しかし、その戦略が生きたかどうかの答えは現場にあります。日々の仕事の中で「お客様の笑顔」に出会うことは、ひとつの劇場を任された経営者としての自信にもつながっているのです。
 私が転職先に映画業界を選んだのは、お客様の喜びに直接触れたいという思いからでしたが、TOHOシネマズに転職して、企業理念「GOOD MEMORIES」の提供を実践するなかで、この選択は間違っていなかったと確信できました。今の目標は、TOHOシネマズ西新井を10年後も20年後も愛される映画館に育てていくこと。大人になってここを訪れたとき、子どもの頃の楽しかった記憶を思い出して思わず笑顔がこぼれる。そんなお客様を一人でも多くすることです。こんなすてきな夢がかなう仕事は、TOHOシネマズをおいて他にありません。
One Day Schedule
09:00 出社 ・・・ オフィスのパソコンで前日の売上チェック。メールチェックから業務をスタート。
09:30 開場 ・・・ 劇場オープン。スタッフと一緒にお客様を出迎える。
10:00 巡回 ・・・ 劇場場内を巡回。ボックスや飲食、物販など各売り場の状況をチェック。
13:00 休憩 ・・・ 食事休憩
14:00 打合せ1 ・・・ 朝番出社のマネージャーとこれからの上映作品や宣伝キャンペーンなどについて検討する。
15:00 打合せ2 ・・・ 本社の劇場運営部の担当者とミーティング。翌週の新しい上映作品の上映スクリーンや回数について話し合う。
16:00 打合せ3 ・・・ 週末に予定する作品イベントのプログラムやオペレーションについて、配給会社の担当スタッフと打ち合わせ。
17:00 打合せ4 ・・・ ビルの責任者と館内の宣伝活動についての確認と協力のお願いを行う。
18:00 引継・退社 ・・・ 遅番マネージャー出社。業務の確認と引き継ぎを行い、場内や各売り場を巡回し帰宅。
※状況により、数時間残って業務をすることもあり。
※所属及びインタビュー内容は取材当時のものです。
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