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代表者挨拶

「より良い映画館を目指して」



TOHOシネマズ株式会社
代表取締役社長 中川 敬
いつもTOHOシネマズをご利用頂き、誠にありがとうございます。

19世紀末に映画が誕生して100年以上にもなります。この間、サイレントからトーキーへ、モノクロからカラーへ、そしてモノラルからステレオへと多くの技術革新によって表現の幅が広がりました。最近では3D映像が画期的な進歩を遂げています。またデジタル技術によって、昔は映画館でしか見られなかった映画が、今では家庭だけでなくいろいろな場所でも見られる時代になりました。

表現形式として数千年の長い歴史を持つ演劇・音楽が現代の撮影・録音の技術と融合して大きく花開いたのが映画です。様々な芸術がある中で、映画ほど私たちの感性を刺激し、心を深く揺さぶるものはありません。娯楽でありながら喜怒哀楽の大きな感情のうねりの中で、まざまざと人生を実感することさえあります。こうした深さをもつ映画ですが、そしていろいろな場所で味わうことができる時代ではありますが、私たちTOHOシネマズは、映画館こそ映画を味わう最高の場所だと確信しています。明るい所で途切れ途切れで見るのではなく、暗闇の中でスクリーンに大きく映し出される映像を豊かな音量で味わう、そして多くの人の息使いを感じまた笑い声を聞きながらもそれでいて自分の世界に浸れる、これこそ映画を映画館で見る醍醐味だと言えます。私たちはそんな環境をいつも映画ファンの皆様にご提供できるよう努めたいと考えています。

その目標に向かって、いろいろな改善に取り組んでいます。例えば映像が劣化しないデジタル映写機、より進化した3Dシステム、そしてご自分で自由に座席が選べる自動券売機などを導入して皆様の利便性を向上させたいと考えています。また現在の入場料金制度が複雑で分かりにくいという反省に立って、新しい制度はどうあるべきか、いくつかの地域で映画ファンの皆様の声を聞きながら検証を進める予定です。そして2012年春には、できるだけ公平で簡素な制度の導入を実施したいと考えています。

これからも、映画ファンの皆様に「より多くの優れた作品を、より良い価格・環境・サービスで提供する」という目標に向かって努力いたしますので、変わらぬご支援のほど、よろしくお願いいたします。
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